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Hearthstone パッチ10.2 ナーフ後環境予想

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遂にパッチ10.2が適応され上記4枚がナーフされました

前環境からtier1に居座っていたハイランダープリーストいわゆるラザカスプリーストやテンポローグなどが大きく弱体化され、回廊漁り蟲、パッチーズのナーフに伴ってアグロ系統のデッキも弱体化されたと言えます

これによる環境の変化を予想していきたいと思います。


まずはナーフの影響が少なく全環境でも強かったデッキがそのまま残るタイプ


キューブロック、コントロールウォーロック、ドラゴンOTKプリースト、翡翠ドルイド、ビッグスペルメイジ、秘策メイジ、マーロックパラディン


そして環境の変化で数が多少増えそうなタイプ


・クエストメイジ、クエスドルイド、クエストローグ、ミラクルローグ、ビッグプリースト


環境がコントロール寄りになり、それに対するカウンターデッキのクエスト系統などが数を増やすといった流れ

環境が進みクエスト系統が増えすぎると対抗してその内アグロも多少は環境に現れるでしょうか

いくつかのデッキを詳細に見ていきたいと思います


◾️キューブロック、コントロールウォーロック

先日あった選手権でもBANされているのをよく見ましたがまさかのノータッチ

新しいデッキタイプだから見逃されたんでしょうか…

海外ではコントロールウォーロックへの懸念を募らせているプレイヤーが多いとのこと

ラザカスプリーストに喰われていた印象があるので目の上のたんこぶが消えて暴れるのは間違いないでしょう

ラザカスのパーツを落とす役割を担っていた「ノームフェラトゥ」や「ドブネズミ」の枠がコントロール対面のバリュー勝負に強い「第一使徒リン」「ゴルゴンゾーラ」ファティーグ勝負を見据えた「先遣隊長エリーズ」などに差し替えられていくかもしれません

キューブロックもやはり序盤に巨人を増やす動きなどは依然として強力で環境上位にしばらく居座るでしょう


◾️ドラゴンOTKプリースト

ナーフの影響を受けずテンポローグの「ヴァイルスパインスレイヤー」が厳しかった印象があるので追い風

待ち伏せのガイスト」を採用したコントロールが増えると思うので今後は「イカれた錬金術士」の採用がマストになってくるか

コントロールへの無限のリソースやミラクルを起こす可能性がある「太陽の砕片ライラ」、テンポプレイをより重視し翡翠ドルイドなどに強く出るのであれば「コバルトスケイルベイン」などの採用も増えていくかもしれません


◾️翡翠ドルイド

早い段階で翡翠を育てればウォーロックにも優位に立て「究極の侵食」も未だ健在の翡翠ドルイド

ミラーやウォーロック翡翠を育てる速度を重視するのであれば「翡翠の精霊」バリューを意識するのであれば「リッチキング」や「ガーディアンメディヴ」と最近外されていたカードがまた採用され始めるかもしれません

枠を作るのであれば「樫の召喚」「鉄木のゴーレム」のセットや「枝分れの道」あたりでしょうか

ガイスト採用のコントロール相手にどう立ち回っていくかが課題になると思います

盤面の打点が通らなくなる「ヴォイドロード」を超える為に「スペルブレイカー」の採用もより増えていくと予想しています


◾️秘策メイジ

前環境はアグロに押され気味な印象があったのでこちらも追い風のデッキタイプ

「回廊漁り蟲」は本来そこまで数が並ばない秘策メイジに特別相性が良かった訳ではないので影響は少ないと思います

「ダスクブレイカー」の返しに漁り蟲でボードを明け渡さない動きができなくなるのは少し厳しいか

「アルネス」を装備したときの爆発力を高めデッキ内のバーストダメージの底上げを図る為に「パイロブラスト」を採用した「アイスブロック」型が増加するかどうかといったところ


◾️マーロックパラディン

「海賊パッチーズ」がそもそも採用されていなかった数少ないアグロデッキ

マーロックを採用しないタイプのアグロパラディンはかなり厳しいと思うので今後のパラディンはこっちが主流になるでしょう

「回廊漁り蟲」のナーフの影響はそれなりに受けますが1,2,3,4と順番に出していったときの爆発力は未だ健在

ウォーロックをどう抜くかが今後のポイントになってきそうです


◾️クエストローグ

環境が遅くなると出てくる対話拒否デッキの筆頭

遅いデッキに強いのは言わずもがなドラゴンOTKなどには「グレイシャルシャード」で足を止めクエストを進めるなど優位に立ち回れそうです

エスト達成後にパッチーズが走らなくなったのはギリギリの試合だと響いてきそうですがアグロデッキが減るのは間違いなく追い風

でしょう



あとはナーフの影響で相対的に見ることが減りそうなカードをいくつか挙げていこうと思います


・南海の船長、ブラッドセイルの海賊

パッチーズとセットで使われていたカードたち前者はテンポローグ、性悪系など後者はアグロドルイド、進化シャーマンなどのトークンデッキに採用されていた

環境で使われる機会は減少するでしょう


・ケレセス公爵

直接的なナーフはなかったにせよバフの恩恵を受けるタイムラグを一番少なくできたのがパッチーズ、時点で漁り蟲だった為以前に比べて採用率は下がるのかなと

「サロナイト鉱山の奴隷」やウォーロックのヒーローパワーと相性はいいのでZOOだとまだ採用圏内か


・ゴラッカクローラー

海賊食う蟹、あからさまなメタカードが出てきたのもパッチーズの影響力と採用率を物語ってますね

シナジーが全く無いデッキでの採用は無くなるでしょう


・ケーアンブラッドフーフ

元から採用率は高くはなかったですが「ボーンメア」との相性から採用される事がしばしばありましたが、断末魔シナジーを使うデッキ以外での採用は無くなりそうです



この他に上記で触れなかったデッキだと性悪

系統のデッキなどがありますが南海+パッチーズのパッケージで細かい打点が出なくなった影響は意外と大きいと思います

「性悪な召喚士」→「ボーンメア」といった流れも取れなくなりますし、プリーストの場合「琥珀の中に眠るもの」や「リッチキング」など8コスの間を埋めていた「ボーンメア」のナーフはかなり痛い

その他にもミルローグやスペルハンターなど可能性のあるデッキは色々あると思うので新環境がどうなっていくか楽しみです


ラザやパッチーズはスタン落ちを控えた意外なタイミングでのナーフでしたが個人的な意見をつらつら並べてみました

ここまで読んでくださった方ありがとうございました